ロンドン留学記をつけることにしました。
なんてありきたりなのでしょう。
裕福な大学生の英語圏での留学体験記。
このインターネットの海にオキアミ並みの密度で存在していそうなブログです。
それでもいざ留学が始まるとやりたくなるものです。不思議だなあ。
自己紹介
ロンドンは大英博物館の近辺で寮生活をしながら、9ヶ月ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)という大学に通います。ユニバーシティ・カレッジってなんだかふざけた名前に聞こえますが、総合大学です。校風はリベラル!カジュアル!ダイバーシティー!
(ほんとにダイバーシティーな環境なのかこれから解剖するぞ!ふふふ)
私の大学での専攻は社会学です。社会学とは何か、が語れる境地には至っていません。
社会の分断線フェチです。ジェンダー、階級と格差、障害、人種・移民…。
人は似た者同士で固まって一生を終えていくのに、それでは満足せず越境することを志向したり、不公平とされる差を解消することを倫理的に良いと思ったり、あるいは境界の向こう側の人間に嫌悪・憧憬を抱いたり、分断線のおかげでエモい振る舞いをいろいろしているなあ、と初学者として思っています。かくいう私は、境界線を意識して悶々とするものの、現状の豊かでナイスな人生に大満足しているタイプの人間です。
分断線フェチにとってイギリスは良いフィールドに違いない!
という仮説のもとやって来ました。
出資ありがとう、お父さんお母さん。
だがしかし!
ロンドン、怖いよお...。
両親と空港の保安検査入り口でお別れしたときはぐずぐず泣いちゃいました。
精神年齢5歳。
ということで、チキンのロンドン留学記という名前にしました。
ごめんな、鶏。いわれのない悪口ばっか言われてて。
「第一印象はできるだけ早く書き残しておきなさい」
これはラフカディオ・ハーンが渡日後まもなくある人から受けた助言だそうです。
(って何かの本で読みました。ブログは孫引きし放題。わーい。)
ブログという形をとって公開するのは自慰行為だ、というのはど正論です。
これは友達や、恋人や、見知らぬだれかと同じくらいに、
未来の自分に、青いなあという苦笑まじりに読んでもらいたい日記
=ど自慰行為です。
なので一番気持ちい形でやってみよう!読んでもらえると嬉しいです!
何日続くかな...。